ワクワクメールは正しく使えば安全で信頼のおける出会い系サイトです。
でも年齢・出会いの目的・置かれている環境が違う様々な人が集うことで、トラブルに発展するケースもあり注意しなければいけません。
特に男性は下心につけこまれ狙われやすくなっています。
トラブルはワクワクメールに限ったことではないので、被害者にならないように知識として持っておくべきです。
2021年の出会い系サイトのトラブル報告
国民生活センターには日々相談が寄せられています。
まずはワクワクメールに限らず出会い系サイトに関するトラブル相談が、2021年にどの程度届いているのかをみてください。
2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
---|---|---|---|
8,913件 | 8,927件 | 10,563件 | 2,050件 |
※2021年のデータは6月までの集計
※消費生活センターなどの相談分は含まれない
年間9,000~10,000件の相談が寄せられているのです。
自分ではどうすることもできなくなった場合に国民生活センターが使われるので、トラブルを報告していない人をプラスするとかなりの数になるでしょう。
公式サイトでは最近の事例がいくつか掲載されていました。
・婚活アプリで知り合った男性に出会い系サイトへ誘導され、チャットルームでやりとりするための手数料などとして高額な費用を支払わされた。騙されたと思うがどうしたらよいか。
・マッチングアプリで知り合った女性に出会い系サイトへ誘導され、連絡先を交換するために費用を支払ったが、結局連絡先は交換できなかった。騙されたので返金して欲しい。
・出会い系サイトで男性と個人情報交換のためにポイントを購入しやりとりを重ねたが交換できずだまされたと思う。返金してほしい。
・出会い系サイトに3日間のお試しで登録したら、自動更新になり、さらに他のサイトにも登録したことになっていた。解約したいがどうすればいいか。
・間違いメールをきっかけに知り合った相手に出会い系サイトへ誘導されて、高額を課金してしまった。返金してほしい。
参考:国民生活センター
やはりお金に関することが多いです。
ワクワクメールをはじめとする出会い系サイトに紛れた悪質ユーザーの手口は、どんどん巧妙化していて見抜けなかったという人も増えています。
しっかりしておかないと詐欺師のカモです。
常識的に考えておかしな行動を・言動であることが多いので、違和感を感じた時は関わりを絶ってしまうのが安全でしょう。
トラブルにあった時の相談窓口
万が一、自分がトラブルにあった時は相談窓口を活用してください。
そんなことをしてワクワクメールなどの出会い系を使っていることがバレたら恥ずかしい、などと言っている場合ではありません。
相談をしておくことで次の被害者を守れる可能性もあるのです。
ワクワクメールのサポート | メール:問い合わせ画面から 電話:0570-05-0909 |
国民生活センター | 公式サイト |
興信所・弁護士 | ココナラ法律相談 |
NPO法人 | 被害名+NPO法人で検索 |
警察 | #9110 |
国民生活センターは188に電話をすると、住所から管轄の営業所の電話番号を教えてもらえるので便利です。
出会い系トラブルに強い弁護士もいます。
事件かもしれないと思った時は警察相談専用電話にかけると、全国どこからでも管轄の本部へつなげてもらえるので安心です。
ワクワクメールで注意すべきトラブル
当然のことですが一切トラブルが起こることなく、リスク無しで利用できる出会い系サイトはありません。
今のところワクワクメールで注意すべきトラブルは4つです。
- 援デリ業者
- ドタキャンやすっぽかし
- 金銭トラブル
- 不倫の露呈
特に援デリ業者やドタキャン・すっぽかしは意外と多いトラブルなので、会うかもしれないという覚悟は必要でしょう。
そのためにもワクワクメールをうまく使おうと言われているのです。
トラブル被害やキャシュバーカーなどを避けながら、ワクワクメールを攻略する方法も参考にしてみてください。
ワクワクメールを攻略して女性をGET!4つのポイントを押さえよう
援デリ業者
トラブル体験談の多くは援デリ業者です。
プロフィール写真がハイスペックだったり、積極的にエッチなことに誘ってくる特徴から避けやすくはなっていますが会ってしまう人も少なくはありません。
話が進んでしまっても回避する方法はあるのでご安心ください。
- 服装を聞いておいて遠くから写真と同一人物かを見る
- ホテルに入っていても約束が違うなら中止する
- 中止が難しければ簡単な内容に変えて短時間で済ませる
女の子の送迎をしていた人の話によると、基本的に男性スタッフがついて行ってチェックされているようです。
さすがにホテル内でのやり取りは見られませんが、待ち合わせ場所では監視があります。
ただ、警察等へのトラブル報告も増えていることから、ワクワクメール側も対策を強化し警察も悪質な場合は捜査を行っているようです。
【出会い系サイトで売春をあっせん、35歳男性ら4名を逮捕】
ネット上で男女の出会いをマッチングすることを目的としたコンテンツ「出会い系サイト」で、男性ユーザーを募って売春をあっせんしていたとして、35歳男性ら4人が逮捕された。
逮捕された無職・井田浩容疑者ら4名は、出会い系サイトに登録する男性ユーザーから1万6000円を受け取る約束をし、売春をあっせんしていたことがわかった。警視庁によると、井田容疑者らは出会い系サイトに「ホテル代別」などと女性ユーザーになりすまして掲示板に投稿。それに反応した男性ユーザーとJR新宿駅近くの路上で待ち合わせ、24歳の女性を車に乗せて男性ユーザーのもとに送っていたとのこと。井田容疑者らは店舗を持たず、男性ユーザーとはすべてネット上でやり取りしていた。なお、井田容疑者らは1年半で約5300万円を売り上げていたという。
逮捕者も出ているので取締は厳しくなっていると言えます。
それでもトラブルは未だに起こっているので、メールのやり取りの時点で気づいて会わないのが1番です。
ドタキャンやすっぽかし
トラブルの中にはドタキャンやすっぽかしもあります。
日時や時間・場所までちゃんと約束をしたのに、絶対に嘘だとわかる理由で当日急に会えないと言われるケースです。
ワクワクメールに限らず出会い系サイトでは多いトラブルとなっています。
またドタキャンかよ… まぁ今日は何もなかったからいいけど… やっぱハピメとワクメってダメじゃね? YYCが一番マシな気がする
— ついぼーい (@jukujoboy) October 23, 2012
最近ではちょっと様子が変わっているようで、女性がドタキャンやすっぽかしをするよりも男性がする方が多いようです。
Twitterでは多くの女性が怒りを投稿していました。
ワクメ:ユウジ
ドタキャンの常套句でました。#ワクメ地雷 pic.twitter.com/vVFqUMCslk— まつり (@mtr159__) January 29, 2019
急な仕事などでどうしても会えなくなってしまった時は、事情を話してきちんと謝罪をすべきです。
軽くごめん会えないと終わらせてしまうとトラブルの原因になります。
金銭トラブル
金銭トラブルは言った・言わないのことが多いです。
話し合った内容では◯◯円だったのに、実際に請求された金額が高いことでトラブルになるケースがあります。
他にも金銭トラブルはいくつか出ていました。
- 個人間でお金を貸してしまった
- 財布からお金を抜き取られた
- 高額な物を何度も買わされた
まずワクワクメールに限らず、出会い系で出会った人にお金を貸してはいけません。
借金がある・家計が苦しいなど適当なことを言って同情を誘い、数百万という大金をせしめた女性もいました。
会う時は財布の中にお金をたくさん入れるのはやめましょう。
免許証やクレジットカードも入っているなら、置いていくのもひとつのトラブル回避法です。
不倫の露呈
ワクワクメールで不倫がバレるトラブルも起こっています。
スマホの中に残っていたメールやLINE、ホテル代や食事代を支払ったクレジットカードなどが原因です。
不倫は犯罪ではなく不貞行為として扱われます。
【不貞行為:民法770条】
夫婦・婚約・内縁関係の男女のどちらかが、配偶者以外の相手と肉体関係をもつこと。
籍を入れていなくても内縁関係(婚姻意思があり共同生活をしている)であれば、不貞行為をみなされる可能性が高いです。
露呈すると自分も不倫相手も慰謝料の支払いが降りかかります。
夫婦関係にある2人だけじゃなく、ワクワクメールで出会った相手の人生にも大きく関わるので重大なトラブルに発展しがちです。
ただ、すでに夫婦関係が破綻している場合は不貞行為とみなされません。
不倫トラブルに関する内容は弁護士事務所のHPを参考にしてください。
プロの詳細な解説がチェックできます→小林裕彦事務所コラム
事件になるトラブルに要注意
どうしても個人では解決しにくい事件性が高いトラブルが起こることもあります。
サイト管理が行き届いているワクワクメールでも、サイト外でのやり取りにまで干渉することはできません。
もしなにかあったとしても、自分で行動をするしかないのです。
どんな事件性があるトラブルが起こる可能性があるのか、代表的な5つをチェックしていきましょう。
高額請求などの詐欺
ワクワクメールで出会った相手に高額な金銭を請求されるトラブルもあります。
支払わないのが1番なのですが、危機的状況になった時に断りきれずに払ってしまうケースもあるようです。
- 商品を購入させられる
- 高額な店に誘導される
- 高額な出会い系サイトに登録させられる
などのトラブルが多く、第三者の介入もあり怖い体験をしたユーザーもいます。
安物の適当な商品を高額で売りつけるのは詐欺罪などにあたり、ぼったくり店への誘導は各都道府県の定める迷惑防止条例違反です。
条例なら犯罪ではないと思いがちですが、内容によっては刑事罰の可能性もあります。
【ぼったくり店への誘導の流れ】
- サイトやアプリで待ち合わせをする
- デートの後に◯◯へ行こうと誘ってくる
- 料金設定は普通でも一部が高額になっている
- 相手が高額商品をたくさん注文する
- 会計時に高額になっている
- 相手は1円も払わない
実際にトラブルにあった人の多くは、その日女性と別れてから一切連絡が取れなくなったそうです。
店と共謀している可能性が高いと考えられます。
高額出会い系サイトへの誘導は、現時点でワクワクメールを使っているのに?と異変に気づいてトラブル回避できる人が多いです。
手当の高額請求・商品の売付け・ぼったくり店に注意してください。
児童売春など
ワクワクメールのユーザーには児童(18歳未満)はいません。
ただ、援デリ業者のアカウントだった場合は、派遣されてくる女の子が児童である可能性が考えられるので注意が必要です。
児童相手だった場合は、関わり方で罪も変わります。
罪名 | 罰 | 内容 |
---|---|---|
児童買春 | ・5年以下の懲役 ・300万円以下の罰金 |
対価を渡して性交渉や性交類似行為をする |
児童ポルノ | ・3~5年以下の懲役 ・300万円~500万円の罰金 |
性的な写真や動画を撮影し所持・譲渡・ネットに掲載 |
青少年健全育成条例 | ・2年以下の懲役 ・100万円以下の罰金 |
金銭のやりとりなしでわいせつな行為をした |
出会い系サイト規制法 | ・100万円以下の罰金 | 出会い系で児童を募集した |
強制猥褻・強制性交等 | ・6ヶ月以上10年以下の懲役 | 13歳未満の児童に性行為を行った |
ワクワクメールではなく他のサイトでのトラブルですが、女の子が年齢を偽っていた場合でも有罪となった事件がありました。
若く見えると思った時はやめておくのが安全です。
ほぼないとは思いますがもしワクワクメールで児童相手のトラブルにあった場合は弁護士へ相談しましょう。
相手との示談が成立することで不起訴になる可能性が高くなります。
美人局
今でも美人局(つつもたせ)は存在します。
トラブル報告をチェックしていてワクワクメールで発見することはありませんでしたが、他の出会い系サイトでは稀にあるようです。
刑法246条の詐欺罪や刑法249条の恐喝罪にあたるトラブルです。
現在ではほとんどないようですが、以下のような手口で出会い系サイトの男性ユーザーを騙して金銭を巻き上げていると考えられます。
- 旦那や彼氏と言いホテルに現れる
- 後日、妊娠したからと堕胎費用を彼氏や旦那が請求してくる
- 後日、ホテルに入る写真を見せ金銭を要求してくる
中には女性ひとりで旦那役まで行い、メールのやり取りだけでお金を払わせたケースもあるそうです。
エッチな出会いなのに積極的に自宅に誘われたり等、警戒心がない場合は気をつけてください。
会うのやめるのがトラブル回避の近道です。
実際に会ってしまい美人局によるトラブルに巻き込まれてしまったら、犯罪行為なので警察へ相談しましょう。
以下の記事でも触れているので、参考までにチェックしてみてください。
ワクワクメールは割り切りができる?割り切りする方法を解説
ストーカー
ワクワクメールには強い孤独を抱えている人もいます。
そんな時に優しく話を聞いてくれた・優しくエッチをしてくれた男性にかなり依存してしまう女性もいるのです。
自分も何年か前にワクメで同じようなことありました。
その時はリスカだらけのメンヘラが
小遣い稼ぎでやってて
ピル飲んでるからセーフとのことでした。流石に色々怖くなってブッチしたの覚えてます。
— Tokyo night walker@奇しいyoutube チャンネル (@asiatoufu) August 31, 2020
上記のように会わないのが1番安全ですが、メンヘラ気質の女性はすぐにヤれるので会ってしまう人が多いのです。
依存されてストーカー化すると、以下のような行動を起こす傾向があります。
- 1日に100通を超えるLINEやメール
- しつこい電話
- 留守電にまでメッセージを残す
- 自宅や勤務先の特定
自分が既婚者だった場合、自宅に無言電話がかかってくるなどもあげられます。
奥さんへのマウント行為です。
ただ、個人情報を伝えずワクワクメール内のみでやり取りをしていた場合はブロックしてしまえば関係を絶つことができます。
少しでも身に危険を感じた時は運営や警察へ相談してください。
アカウントの乗っ取り
出会いに関するトラブルではありませんが、アカウントの乗っ取りもあります。
現代では多いネットトラブルです。
多くはないのですが、ワクワクメールで何者かにアカウントを乗っ取られてしまったというトラブルが発生しています。
手口は以下の通りです。
- SNSなどで仲良くなり情報を引き出す
- アドレス交換をする
- ワクワクメールでログインを試みる
教えてもらったメールアドレスに誕生日など引き出した情報から推測できるパスワードを入力して乗っ取るのです。
直接的にやり取りをしていなくても、個人情報は売買されています。
迷惑メールなどが心当たりもないのにいきなり送られてくるようになるケースと同じです。
ワクワクメールでトラブルに合わないためにも以下のことを意識して利用してください。
- パスワードは複雑にして推測できないものに設定する
- ワクワクメールを使っていることを話さない
- Facebookログインはしない
- パスワードの使い回しはしない
自分自身が忘れるからとサイトやアプリのログインパスワードを統一している人はトラブルにあいやすいです。
1つ破られると複数の被害に合う可能性も考えられます。
自分の情報は自分でしっかり守るしかトラブル回避方法はないので、個人情報は安易に教えないようにしておいてください。
ワクワクメールはトラブルは少ないが注意は必要
色々なトラブルをご紹介したので不安に感じた人もいるでしょう。
でも予想されるトラブル・実際に報告があったトラブルであって、頻発しているものばかりではありません。
きちんと会えていい関係が築けている人もたくさんいます。
20年以上の運営実績があり、きちんと定められている届出もされているので安心して利用できる出会い系サイトです。
総務省電気通信事業者 届出番号:A-21-10852
インターネット異性紹介事業 届出認定済み
東京都公安委員会認定番号:96090001000
わくわくめーる商標登録 第4791362号
管理体制やサポート体制・セルフィー認証など、トラブルが起こらないための対策はしっかりされています。
ワクワクメールの安全性については以下の記事を参考にしてください。
ワクワクメールは危険?利用者の安全面は大丈夫なのか徹底調査
ワクワクメールのトラブルに関するまとめ
今回はワクワクメールで考えられるトラブルについてまとめました。
何度か知り合った人と会った経験がある人は、不審な点があれば気付きやすく回避できるはずです。
でも初心者は騙されてしまう可能性があります。
事件となるトラブルに巻き込まれることがないように、気をつけながら出会いを探してください。